
こんにちは、mocoです
私たちが現在居住するシンガポールには、
美味しい家系ラーメン・二郎・豚骨・醤油はあれど、“煮干しラーメンがない“。
、、、煮干しラーメンが全くないわけではありません。
“ラーメンけいすけ(Capitol Singapore店)”にてあっさり系の煮干しラーメンの提供はございます◎
たまに恋しくなる魚介の味、日本の味。
その中でも私たちが求めるのは“いい意味で臭くてパンチの効いた濃ゆい煮干しラーメン”
この国にないのなら、自分たちで作ってしまえばいい!!
そんなロマン(?)を求めて奮闘した様子をどうぞご覧ください、、!
シンガポールで材料調達
まずはじめに、私たちの作りたい理想の煮干しラーメンの味は“凪の煮干しラーメン”です。
凪の公式や、ネットに掲載されているレシピを組み合わせながら材料調達と試作を行なっていることをあらかじめご了承くださいませ🙇♀️
煮干し
まずは煮干しを調達します🐟
シンガポールに住む日本人の熱い味方:Don Don Donkiにて購入しました◎

☑︎煮干し:$4.50(サマセット店・サンテック店にて購入)
ちなみにこちらの煮干しは“無頭”のため、煮干し本来の風味が出ないのでNGのようです↓

麺
麺は本当に色々試しました😂
「この麺が絶対にいい!!」と強くオススメできるものはありませんので、手軽さや味わいを見てご自身に合ったものをお選びくださいませ!
①濃厚魚介つけ麺の麺

☑︎濃厚魚介つけ麺(3食入り):$9.90
“ドンキ”にて取り扱いのあるラーメンです🍜
こちらは、つけ麺ということもありもちもちとした中太麺が特徴的✨ですが、煮干しのスープには細麺の方が合うかも、、?
流水またはレンジにて麺の調理ができるのが大きな手軽さポイントです!
手軽さ | ◎ |
味 | ○ |
価格 | ▲ |
②札幌生ラーメン

☑︎札幌生ラーメン(4食入り):$6.20
日本でもよく見かけるこちらの生麺!“いろはマート”にて購入が可能です◎
小麦の旨みがあってツルツルの麺は煮干しとの相性抜群✨
冷蔵商品のため賞味期限が短い&開封すると乾燥していくのが難点ではありますが、味・価格共にお気に入りな麺の一つです。
手軽さ | ▲ |
味 | ◎ |
価格 | ◎ |

📍いろはマート
③冷凍ラーメン

☑︎冷凍ラーメン(5食入り):$9.50(サンテック店にて購入)
こちらは“ドンキ”にて購入可能な冷凍ラーメンです。まだサンテック店でしか見かけていないので少々貴重かもしれません。
細麺のラーメンが入っており、調理方法は沸騰したお湯に入れて2分ほど茹でるのみ!
moco家では麺硬めが好みなので、麺がほぐれ次第ザルにあげるようにしています。
冷凍で保存できるので、ラーメンが食べたい気分になったらサッと取り出して作れるのがとっても魅力的な部分です✨
手軽さ | ○ |
味 | ◎ |
価格 | ◎ |
煮干しラーメンの作り方
必須材料が揃ったので、ここからは“煮干しラーメン”を作っていきます🔥
材料
【スープ】
- 煮干し 150g
- 水 1500ml
- 昆布 10cm
- ウェイパー 大さじ3(25gくらい)
- サラダ油 大さじ3
- (ネギの青い部分)
【カエシ】
- 醤油と味醂が2:1になるように
- (ホール唐辛子 一本)
【麺】
- お好みの麺 2玉(替え玉もあると良い)
【トッピング(お好みで)】
- 玉ねぎ 1/4個
- チャーシュー

ピッタシ2人前で作りたい場合は水の量を1000mlにしてください
①玉ねぎをみじん切りにして水にさらしておく
スープ作りに入る前に、玉ねぎ1/4個を細かくみじん切りにして水にさらして辛味をとって起きます。


②煮干しを乾煎りする
煮干し150gをフライパンで乾煎りします。

③スープ作り
大きな鍋を用意し、水1500mlと乾煎りした煮干しをいれる。この時、エグ味が欲しいので内蔵・頭は取り除かない。

☑︎カエシに煮干しの風味を移したい場合は2〜3本よけておく。


鍋の中に、昆布10cmとウェイパー大さじ3(25gくらい)を加えて火を点ける。

☑︎煮干しの臭みを取り除きたい方は、ネギの青い部分を加えてください


アク取りをしつつ、サラダ油大さじ3を加える。

本家は水4Lに対してサラダ油250mlいれるらしいです💡


沸騰する直前で昆布を取り出して、引き続き煮込みます。

沸騰してから1時間煮込めばスープは完成です!

④カエシの準備
スープを煮込んでいる間にカエシを準備します。
フライパンに醤油と味醂が2:1になるように入れます。(下図参照ください)

“凪の煮干しラーメン“に近づけたい場合は、ホールの唐辛子を一本いれて加熱するとピリッとした味わいになります🌶️


沸騰するまで煮詰めます。

これでカエシの完成です◎
煮干しの風味をより濃く出したい場合は、カエシに乾煎りした煮干し2〜3本を漬けておいておくと良いです。(今回はそこまで煮干し強くしたくなかったのでやっておりません🙅♀️)
⑤麺を茹でる
トッピング・スープ・カエシの全てが完成したら、麺を茹でていきます。

茹で上がったらザルにあげてよく水を切ってください。
⑥盛り付け
全て出来上がったので、盛り付けていきます!
まずはカエシを入れます。お好みの濃さになるよう調節ください。

スープを注いで軽く混ぜます。

麺と玉ねぎ・チャーシューなどのお好みの具材を乗せて完成です✨

調理にかかった時間は1時間半くらいです!煮込んでいる時間は暇なので、実質キッチンに立っていた時間は40分くらいでしょうか?
意外と工程が少なくお手軽だったので、ぜひ試してみてください〜!
実食

煮干しの旨味やエグ味が口の中でブワッと広がるけども、味わいは優しめで食べやすかったです✨
最後の一滴までスープをすすってしまうほどに、体中に染み渡る煮干しの濃い味がやみつきになりました、、!

もちろん替え玉しました。
実は先日、シンガポールにある“凪“で2日間だけ限定販売していた煮干しラーメンは1人税込$30近いお値段だったので、
お家でこれだけ満足いくクオリティの煮干しラーメンが1人$10せずに作れると思えばかなりコスパも良いかと思います✨
もし、スープが余った場合はタッパーに入れて冷凍保存することも可能です◎
お召し上がりの際は、冷凍したスープを鍋で温めていただき、その鍋に直接カエシ(醤油とみりん)を入れて味をみながら調整いただければあっという間に煮干しラーメンが再登場します🍜
久しぶりの煮干しラーメンのお味に、身も心も癒された最高の一杯でありました✨
もっとエグ味のある濃い煮干しラーメンが良ければ、水を減らしたり煮干しの量を増やしたりしてお好みにアレンジに近づけてくださいませ〜!
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