そんなottoから朗報が!
”ブキティマ”っていういい山があるみたいだぞ
どうやら、「スンゲイブロウ好きならブキティマもオススメだよ」と
ottoの同僚(ローカルの方)が教えてくださったそう。
山とな!?
山があるなら登るしかない!!!
というわけで、シンガポールで一番高い山”ブキティマヒル”に行ってきましたので
レポをつらつらと綴らせていただきます✍
シンガポールで一番高い山 ブキティマヒル
■Bukit Timah Hill(☜ブキティマのHPに飛べます)
営業時間:AM7:00~PM7:00
最寄り駅:DT5 Beauty World駅(A出口)から徒歩15分ほど
標高:163.63m
ん?標高163m、、?
低くない?
ちなみに、私が上ったことのある山で恐縮ですが、、
生駒山・・・642m (小学校の時、中腹あたりから登ってた。6年登ると慣れた)
大文字山・・・472m (息切れして地味にしんどい。道悪いから下りで転んだ)
と、日本の山でこんくらいの高さ。
ちなみに天保山は4mなので論外でした。
それと比べれば余裕ではないかと思われたのですが、Google mapの口コミを見ると
「これはただの丘ではない。2日は足が痛くなった」
「かなり急」
などなど、ちょっとした脅し文句が。
いやいや、、、たかだか163mでしょ????
高尾山登れたし大丈夫よね~~~。と己の脚力に若干の期待をして
いざ、ブキティマへ、、、!
ブキティマの入り口
今回も、”シンガポール人の朝は遅い”説を信じて午前出発。
午前9:30に、入り口となるこちらへ到着!☟☟
■Bukit Timah Nature Reserve Visitor Centre
しかし、
現場にはもうすでにハイキングを楽しんだ人やこれから向かう人たちがかなりいました、、!
とはいえ、やはり午前中なので人気は少ないほう。
気を取り直してハイキングコースに足を踏み入れようとしたその時
サルやん!?!?!?!?
というのも、
このブキティマヒルは野生のサルに出会えることで有名なのですが
普通は中腹のあたりとか山頂近くとか、山をかなり登った先で出会えると思うじゃないですか。
普通は。
サル遭遇までものの1分でした(スタートすらしてない)
お目当てのひとつ、サルに出くわしてしまったわけですが
まだ見ぬ自然を求めて、もう一度気を取り直して歩き始めましょう。
入り口にはレベル別のルートが書かれたマップがありますので
最初に写真を撮って、現在地を照らし合わせながら進むのが吉です◎
これだと見づらいかも、、というか見づらいので
公式HPのマップも貼り付けておきますね
ハイキングルートのレベルはModerate~Difficultまでの5つあり
今回私たちは
行き:Route1(Moderate)
帰り:Route3(Difficult)
を選択して進むことにしました。
さあ、山頂まで無事にたどり着くことはできるのか。
今度こそ出発です!
往路:Route1
序盤にして山場。
この言葉が頭をよぎりました。
Google mapの口コミは間違いではなかったのかもしれない、と少し心が折れそうになるくらいに
出だしの坂がかなり急。
高尾山に匹敵するくらいの勾配。
太ももをしっかり上げて、地面をちゃんと踏んで蹴らないと進めない、、、といった感覚。
隣でottoも苦しそうな顔をしています。
もしもこれが山頂までずっとつづくのならキツイかも、、、
と、危惧していましたが
やはりそこは標高163mの山。急勾配の登山道は最初の5分だけでした😇
はあ、良かった。。。
周りを見る余裕が出てくると、ところどころに面白い看板が。
サルに対しての注意書きですね。
ブラスチックバッグ(レジ袋)=中に食べ物が入っている!
とサルは認識しているみたいです。めっちゃ賢いですね。
とりあえず、鞄の中に全部しまい込んじゃいましょうとの注意書きでした🐵
サル、、、まだ道中で見かけていないけども
山頂までには会えるかなあ。
(・∀・)わくわく
期待を胸に、どんどん先へ進みます。
途中途中で、Hutと呼ばれる休憩小屋がありました◎
体力に自信のない方はここで都度休んで水分補給をしたり、急な雷雨に見舞われたときはここに一時避難しましょう!
ああ、それにしても自然が豊か、、、。
この日は曇りということもあったのですが、山を覆いかぶさる木々のおかげで
日差しがなくとっても涼しかったです。
そして、そんな周りの自然を見ながらぼ~~っと歩いていても大丈夫!
この道はどのルートなのかを表す色が巻かれた棒が、目印として立っています💡
実は、山頂までの間に何度も何度も立ち止まって地図を開いていたのです😢
が、
目印があるとわかれば一安心!
赤色のRoute1を歩んでいることが再確認できたので、足取りも軽くなります♪
ここからまた、ぼ~~~っと自然を眺めていきましょう。
画面越しですが、マイナスイオンを感じ取っていただけたでしょうか?
もうそろそろ頂上に着くかと思うところ!
なのですが、重要な分かれ道がございます。
画質が若干荒くて恐縮なのですが、頂上のSUMMITに向かうまでに道が二つあるのわかりますかね?☟
左がMAIN ROAD、右がSUMMIT STEPSとなっていまして
地図上では一見すると、右のSUMMIT STEPSのほうが近道だし楽そう♪と選んでしまいがちですが
人生、そう楽に簡単に事を運ばせてはくれません、、。
右に行ってしまうとかなりの体力持っていかれますので、往路は左のMAIN ROADを選ぶことを強くオススメします。
帰路の際にSUMMIT STEPSを使ったのですが、段差が高いし一歩一歩踏みしめないといつ転ぶか分からない冷や冷や状況で
降り切った後は膝の笑いが止まりませんでした😂
のんびりとMAIN ROADを歩き、ついに!
山頂にたどり着きました~~~~!!!
登り始めてからここまで30分ほど。
体力のなさすぎるインドアなmocoでも
いい感じに汗をかいて、疲れすぎることも足を痛めることもなく歩いて来れました。
登頂の証として、ぜひここで写真を撮ってくださいね☺️
写真を撮って、一休みしたら次は下山です!
え?山頂からの景色??
そんなものはありません。笑
さすが低山、、、。
ぜひ、頂上からの絶景ではなく自然を楽しみに来てください🌲
そういや猿見かけなかったな。
ほんまや、見てない
帰路:Route3
頂上にも無事たどり着けたので、ここからは寄り道しつつ
行きとは違う道を通って帰ります!
の前に、さっそく寄り道♪
青い道を通って、TELECOMM TOWERとやらに行ってみます。
見どころは特になにもなかったです。笑
ですが、木々の間から綺麗そうな湖が見える、、!👀
下山したら寄ってみよう!
MAIN ROADに戻って、Route3へ向かいます。
行きとは違い、Route3はDifficult
果たしてどんな道が待ち受けているのでしょうか、、、!?
突然の悪コンディションロード
しかも前日に雨降ってたんですよ、うわあ最悪。
ぬかるみとスリップに気を付けて進みましょう😢
だけど、ふと上を見上げると圧巻の景色。
どうやってまっすぐ立ち続けているのかも不明なくらい、か細くて長身の木々たちが視界を覆います。
その木々の隙間から漏れる光も美しい、、✨
まだRoute3入ってすぐですが、今のところ歩いていてキツイといったところはないですね。
この調子なら、、、、と思っていたそのとき
ドスン!ドスン!
と、前方から大きい物音が。
Route3入ってすぐにある、CATCHMENT HUTからです。
何事かと覗いてみると、、、、、、、
出た。
サルだー-----!!!!
MAIN ROADでは出会えませんでしたが、野性味あふれるRoute3で
ついについに猿に遭遇することが叶いました!!
ニホンザルよりは小さく痩せていますが、目つきはとってもワイルド。
最初のうちは興奮して写真をパシャパシャと撮り続けていたのですが、
そんなこちらの様子に気づいたのか、若干威嚇されました。
視線を合わすと危ない気がしたので、猿撮影はこの辺にして先を進むことに。
、、、したのですが、行く手をサルたちに阻まれる。
下にサル。右にサル。前にサル。上にもサル。
とても怖くて進めない。
様子を伺いつつ、猿の数が減った瞬間を狙ってそそくさと早歩きで抜けることに。
、、、なんとか通り抜けることができました。
猿に出会うという素晴らしい体験は出来たのですが、こうも近いと怖いですね💦
Route3は高確率で猿に出会えるルートだと思われますが、かなりの近距離になるので
猿に襲われないように気を付けながら進んでください👣
ちなみに、CATCHMENT HUTから先の道には猿はいませんでした。
これは日によるのかな?
さあ、先に進みましょう!
少しだけ険しい道を進むと、湧き水のポイントが!
とっても澄んだ綺麗なお水。
視界も少し広がりますので、心がスーーーッと浄化されていきます。
こういう、綺麗な湧き水を見ると、山に来ているんだなぁ、、、と感じます。
素敵ですね。
お茶を飲んで一息ついて再スタートしましたが、
ここからMAIN ROADまでの道は階段が長く続いてなかなかにキツかったです。
(SUMMIT STEPSよりは急な階段ではなかったですが)
Route3に入ってからスタート地点に戻るまでは40分ほどかかりました~。
Difficultなだけあって、足腰にかなり来ました。膝の震えが止まらない、、。
Route3は人もそこまでいない&猿がいる&緑が美しいのでオススメではあります。
行きと帰りで異なる風景を見たい方はぜひ!!
湖からの景色が見たい
青い道を通った先にあるTELECOMM TOWERから見た湖を見てから帰ろうかということになり
下山後に寄ってみることに💡
湖の手前に、LOOKOUT POINTと書かれている場所があり
そこから湖が見られるそう。
そして、どうやらこっちの方は
マウンテンバイク用のコースがあるみたい。
歩いている途中で時々マウンテンバイクを走らせている人を見たのですが
ミスったら終わる
と思うくらいめっちゃ険しい凸凹道がありました。
あ、大丈夫です。徒歩の方は道になってました。
獣の気分になれるような、あまり舗装されてない道でしたが。笑
途中、川も流れていました!
こっちの川も水が澄んでて綺麗だ✨
スタートから5分ほどでしょうか。
目指していたLOOKOUT POINTに到着したのですが
まさかの工事中😭😭😭😭😭😭
トンボ帰りすることに、、、。
工事は10月いっぱいまでだったので、この記事を投稿している今は見れるようになっているはずです!
ブキティマヒルから下山して体力が余ってましたら、是非こちらもお立ち寄りください〜!
次回リベンジすることを誓ったので
まだまだブキティマを楽しめる要素が出来たと思うことにします🔥
無事に訪問出来れば追記しますね♩
まとめ
①服装
一応自然豊かな山ということもあり、なるべく肌を出さないように
薄手のウィンドブレーカーみたいなやつを羽織る&レギンスを履いていきました👣
ですが、意外と
タンクトップにハーフパンツの人や
フリフリのワンピースを着た、ちっちゃい女の子がいたので
Route1歩く分には、そこまで服装気にしなくても大丈夫かもです🙆♀️
あと、靴は履きなれたスニーカーを。
メインルートは道が舗装されており歩きやすかったですが、
往復1時間は歩くことになるので足を痛めないためにも履きなれたスニーカーをオススメします。
②持ち物
まずは水分補給のための飲み物が必須です!!
可能なら人数分お持ちすることをオススメします。
日差しがないため比較的街中より涼しいとはいえ、湿気は健在。ムシムシと汗ばみます。
ちょこちょこ水分補給しながら登ってください◎
これは必須では無いのですが、
私は熱中症になりやすく、、。すぐに頭が痛くなってクラクラしてしまうので
塩分がとれるタブレットを持って行って、登り始めて最初の小屋あたりで食べてました🙆♀️
おかげで体調面は最後まで元気なままでした〜!
③お手洗い
お手洗いは、入口となるビジターセンターにしかありません😢
そこから山頂まではないので、お手洗いは済ませてから行くのが吉です◎
④余談
ブキティマの近くには今は使われていない線路があり、そこを徒歩で歩くことができます。
◾︎Old KTM Railway Bridge Hindhede Crossing
体力が尽きてしまったため、今回の訪問は叶いませんでしたが
是非こちらもお立ち寄りください〜!
たくさん歩いて、たくさん美味しい空気を吸うことができたので
とっっても楽しい休日になりました💛
またこういう自然たっぷりなところに行きたいなぁ〜。
それでは、また!
コメント